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マイニングとは?

#

まず、マイニングというのは、

取引記録の承認

報酬として新規発行されたコインを入手

というプロセスを意味します。

 

あらゆる通貨のブロックチェーンを支える作業であり、

データの整合性を保つ為に、必要不可欠な要素です。

 

マイニングについては、以下の記事で紹介しています。

仮想通貨の採掘・マイニングとは?仕組みや種類、方法を徹底解説!|Coinwall [コインウォール]

ブロックチェーン・仮想通貨におけるマイニング(採掘)とは?|Coinwall [コインウォール]

本記事では、

マイニングにおける"電気代”というテーマにフォーカスします。

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マイニングの電気代って計算した方が良いの?

#

今回、紹介するマイニングの電気代ですが、

「そもそも気にする必要あるの?」

とお思いの方がいると思います。

 

答えは、「大あり」です。

 

というのも、マイニングによって利益を得ようとした場合、

 

利益=マイニングによる報酬-(初期投資+ランニングコスト)

初期投資=PC購入費

ランニングコスト=電気代+ネット通信費

 

における利益を最大にするのがベストです。

 

となると、

ランニングコストの多くを占める電気代をいかに小さくするか

がミソになります。

ビットコインマイニングにかかる電気代

#

まず、一番メジャーな仮想通貨のビットコインのマイニングでは、

どのくらいの電気代がかかるかを計算してみます。

比較するPCのスペック

今回は、

・一般的なデスクトップPC

ASIC

をマイニングに用いた場合を紹介します。

 

それぞれのハッシュレート・消費電力は以下の表のようになっています。

 

*ASICについては以下のリンクで解説

PCの種類

ハッシュレート

消費電力[Wh]

1ヶ月フル稼働時の消費電力[kWh]

デスクトップPC

11[H/s]

150

108

ASICAntminer S9

14[TH/s]

1372

987

Bitcoin (ビットコイン・BTC)マイニングに最適なASICとは?CPU・GPU・FPGAとの比較

ハッシュレート(採掘速度)とは?ビットコインの価格とも関係する?|Coinwall [コインウォール]

電気代の計算

次に、電気代を計算します。

これは、使用する電力会社によってかなり変わってきます

 

なので、

  • 東京電力の「従量電灯Bプラン」(一般的な家庭が契約するプラン)
  • Loop電気の「マイニングフラット」

を例として説明します。

東京電力「従量電灯Bプラン」の場合の料金プラン

参考URL:

http://www.tepco.co.jp/ep/private/plan/old01.html

 

契約プラン

電力範囲

料金

基本料金(30Aを契約)

×

842.40[円]

 

従量課金

120[kWh]

19.52[円/kWh]

120300[kWh]

26.00[円/kWh]

300[kWh]

30.02[円/kWh]

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【デスクトップPCの場合】

108kWを一ヶ月で消費します。

基本料金は省いて、従量課金分を計算すると、

 

108[kWh]×19.52[円/kWh]=2,108.16[円]

 

となります。

 

【ASIC Antminer S9の場合】

987kWを一ヶ月で消費します。

先ほどと同じく、基本料金を省くと、

 

120[kWh]×19.52[円/kWh]+(300-120)[kWh]×26.00[円/kWh]+(987-300)[kWh]×30.02[円/kWh]

=27,645.4[円]

 

となります。

 

ASICは消費電力が大きいので、かなり電気代がかかってしまうことになります。

Loop電気の「マイニングフラット」の場合の料金プラン

参考URL:

https://mf.looop-denki.com/

 

*No.

契約電力[A]

最低料金[円]

内、最低料金に含まれる分[kWh]

超過分単価[円/kWh]

1

10

6,170

250

22

2

20

12,340

500

22

3

30

18,510

750

22

4

40

24,680

1,000

22

5

50

30,850

1,250

22

6

60

37,020

1,500

22

*1 Noは説明しやすくする為に付けたものです。

*2 No.6以降のプランもあるので、公式サイトを参考にしてください。

 

「マイニングフラット」の場合の料金プランは、超過分単価が一律なので、

[一ヶ月の消費電力]≦[最低料金に含まれる分]

となるプランを選択すると仮定します。

 

【デスクトップPCの場合】

1ヶ月の消費電力が108[kW]なので、

No.1を選択し、6,170[円/月]になります。

 

東京電力の際は基本料を入れても、2950.56[円]となるので、

Loop電気よりも東京電力を使用した方がお得になります。

 

【ASIC Antminer S9の場合】

1ヶ月の消費電力が98[7kW]なので、

No.4を選択し、24,680[円/月]になります。

 

東京電力の27,645.4[円]よりも若干お得ですね。

 

「マイニングフラット」では、

消費電力が大きくなればなるほど、東京電力に比べるとお得になります。

 

なので、「ハッシュレートをたくさん確保したい」という方は、

「マイニングフラット」のようなマイニングに特化したプランを検討しても良いでしょう

ビットコインのマイニングで得られる報酬

#

先ほど、消費電力と電気代について解説しましたが、

 

ここでは、そんな電力を使うマイニングで本当に利益を出せるのか見ていきましょう。

 

参考までに、nicehashというサービスでマイニングを行なった場合の報酬を想定します。

*1kWhあたりの料金が必要なので、マイニングフラットNo.4の料金を使います。

#

今回の計算では、3300[円/月]ほどの利益が出ることがわかります。

 

Antminer S92,100USDであることを考慮して、

元を取るのには、5年と4ヶ月ほどかかってしまうことになります。

 

割りに合わないですね。。。

 

ただ一方で、

  • 電気代がより掛からないプランに変更する
  • マイニング報酬効率が良い仮想通貨に変える

等を行えば、十分に勝算はあると言えるのが、マイニングです。

 

つまり、今回はビットコインのマイニングを考えたから

ASIC一機だと利益が少ない結果になってしまったと言えます。

ビットコインでは報酬が得にくい?

ビットコインでは、

年々マイニングの難易度が上がっている為、報酬が得にくくなってしまっています。

 

下の画像は、

ビットコインのマイニング難易度が年々上昇していることを示しているグラフになります。

 

*参照:https://blockchain.info/

#

アルトコインのマイニングはありか?

他の仮想通貨のマイニングにチャレンジして見るのも今後は”あり”です。

 

というのも、ASICが使えず、

CPU(一般的なPC)でのマイニングが適している仮想通貨が現れ始めているからです。

 

おすすめは日本でも人気が高い

Bitzeny

Monacoin

です。

 

以下の記事では、それぞれの仮想通貨のマイニングを解説しているので、

興味がある方は是非ご覧ください。

仮想通貨Bitzeny(ビットゼニー、ZNY)のマイニングは儲かる?必要なスペックは?スマホでもできる?|Coinwall [コインウォール]

モナコイン(MonaCoin)のマイニング方法について、やり方、採算、マイニングプール、ツールなどを解説!|Coinwall [コインウォール]

マイニングの電気代を節約して利益を出す方法

#

ビットコインマイニングで利益を出すにはASICへの初期投資が不可欠

先ほど解説した通り、PCASICと比べてハッシュレート(計算力)が低く、

高性能のGPUを積んだPCでも、ASICには到底かないません。

 

ASICは、

1秒間に10兆回のハッシュ計算を超える機種もあるほどハッシュレートは高く、

マイニング報酬をあげるために必要最低限の機材であると言えます。

 

ただし、

ASICビットコインマイニング以外の用途には使用できないツールであり、

電気代だけでなく購入費用の回収も行なう必要性がでてきます。

 

なるべくASICへの投資の回収を早くするためにも、

電気代を抑えることは重要で、特に以下の2つの対策がおすすめです。

ASICに関しては以下の記事で解説しているので是非ご覧下さい。

Bitcoinマイニングに最適なASICを解説!CPU・GPU・FPGAも比較!マイニングによる利益は?|Coinwall [コインウォール]

Ic head point

オススメの電気代節約対策

  • ワットモニターを導入

  • 電気代の料金プランを見直す

ワットモニターとは? ー消費電力を可視化ー

#

経費である電気代(消費電力)をリアルタイムで計測できる機器です。

 

コンセントへ直接差したワットモニターに、PCASICの電源プラグを繋ぐと計測できます。

 

ただ、コンセントに直接刺したままでは数値を読み取りにくいので、

延長コードを使って見やすいところに置くといいでしょう。

 

消費電力量や積算電気料金の他、

消費CO2(二酸化炭素)量を計測できるワットモニターもあります。

電力会社の料金プランを見直す

#

電気の小売り事業が自由化されて以来、

ガス会社などのライフライン事業者からまったくの他業種まで、

さまざまな業態が電気を提供しています。

 

従来の電力会社よりもお得なプランも次々と登場しています。

 

資料を取り寄せて、比較検討をしてみてはいかがでしょうか。

個人マイニングならマイニングプールに参加するのもあり

#

もし、ビットコインを個人でマイニングするのであれば、

複数のPCで協力してマイニングを行う「プールマイニング」がおすすめです。

 

以下の記事では、

プールマイニングについて解説しているので、ぜひご覧ください。

プールマイニングとは? その仕組みや特徴を解説

以下の記事ではAntpoolについての解説をしているので是非ご覧ください。

Antpoolはマイニングプールにおける世界シェア1位のマイニングプール会社です。

Antpool(アントプール)とは?人気マイニングプールについて詳しく解説|Coinwall [コインウォール]

マイニングプールの電気代

#

個人でも、マイニングのために相当な電気代がかかります。

 

では、Bitmain社のAntpool等の世界的に著名な巨大マイニングプールでは、

ビットコインのマイニングにいくら投資をしているのでしょうか。

Antpool

#

BTC.comPool Statsによると、

ビットコインマイニングで著名なAntpoolは、

 

4.86EH/sを記録・ハッシュレートのシェアは16.48%

 

になります。

#

1秒間に486京回のハッシュレートですので、

BitmainAntminer S9(秒速14兆ハッシュレート)の347千倍となります。

 

おそらく数万~数十万台のASICが、Antpoolには導入されていると考えられます。

 

さきほど、Antminer S9の消費電力は単純計算で、

毎月約1000kWhを消費するとお伝えしました。

 

この1000kWh347千倍が、Antpoolの月々の消費電力だと考えられます。

 

所在地の中国で、電気代は1kWhあたり45円ということでしたが、

電力会社と大口法人契約を結んでいるとして、1kWhあたり3円と仮定します。

 

すると、Antpoolの負担している

毎月の電気代は104千万円にのぼると算出されました。

 

年間約125億円です。

国内のマイニングプール

#

国内では、

2018年からDMM.comグループや、GMOグループ

仮想通貨マイニング事業に参入することを表明しています。

 

GMO運営のマイニングプールのハッシュレートは、

500PH/s(秒速50京ハッシュレート)と発表されていて、

Antpoolの約6分の1の規模となります。

 

月間の電気代は、法人契約で1kWhあたり19円だと仮定して計算すると、

69千万円で、Antpoolとほぼ一致しました。

 

ただ、マイニング報酬はハッシュレートにほぼ比例するといわれているので、

受け取れるビットコインの額は、Antpoolが圧倒することになります。

マイニングがお得な国はどこ?

電気代は安いほど良いが、ある程度のインフラ整備も必要

今まで、お伝えした通り、

マイニングにおいて電気代は安ければ安いほど有利となります。

 

となると、電気代が世界的に高い日本は不利と言えます

その上で、海外の電気代をみてみましょう。

 

電気代(円/kWh)

日本・ドイツ・デンマーク

2535

アメリカ・韓国

10

中国

45

インド

0.10.7

 

表を見ると、インドが有利に見えますが、

通信速度や電気的なインフラが整っているのが前提となることを考えると、

やはりAntpoolを持つBitmain社もある中国が強いと言えるでしょう

 

日本では、

電気料金の大口契約を結んだり、消費電力のわりにハッシュレートが超高速な特製ASICを投入して、

ようやく国内でも事業として成立するのではないかと考えられます。

まとめ

マイニングの電気代について、見てきました。

 

個人的なマイニング(特にビットコイン等のメジャーコイン)では、

利益を生み出すのが難しくなってきました。

 

ただ、すべての仮想通貨がAntpoolのような大規模マイニングプール有利に作られているわけではないので、

  • 丁寧に仮想通貨を選ぶ
  • 電気代等の収支を計算して取り組む

ことが鍵です。

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