search_toggle
#

ビットコインのマイニングとは、PCの計算能力を使用して膨大な計算作業をこなすことを指します。

その目的はビットコインを用いた取引情報を記録する為です。

 

またこのマイニング作業と引き換えに報酬を手に入れることができます。

最近はこの報酬を手に入れるためにASICと呼ばれるマイニングツールを使ったマイニングがビットコインマイニングの主流になりつつあります。

この「ASIC」はCPUを遥かに上回る処理速度を持っている為、重宝されているのです。

 

本記事ではそんなASICによるビットコインのマイニングについてわかりやすくご説明します。

マイニングについて0から知りたい方は以下の記事をご覧ください。

ブロックチェーン・仮想通貨におけるマイニング(採掘)とは?|Coinwall [コインウォール]

ASICとは? -ASICはマイニングの専用機?-

#

ASICは、

Application Specific Integrated Circuit

の頭文字をとったもので「特定の目的のために作られた集積回路」という意味です。

 

パソコン:さまざまな目的のために造られた汎用コンピュータ

ASICあるひとつの目的のために特化して造られた専用コンピュータ

 

と比較することができます。

 

つまりその特化された目的で卓越した性能を発揮します。

 

ASICインターネット回線のルータ・デジカメ・高速コピー機・DVDレコーダー等にも内蔵され、それぞれの機器を動かす専用のコンピュータとして作動しています。

今月のおすすめ取引所ランキング(絶対に複数取引所に登録しておきましょう!)

  • Ic exchange rank 01

    利用者の仮想通貨を100%コールドウォレットで管理する日本で唯一の取引所(2018/2/13時点)

  • Ic exchange rank 02

    GMOインターネット(東証一部上場)グループで培われた金融サービス提供のノウハウを活かした取引所

  • Ic exchange rank 03

    多くのアルトコインの板取引対応、手数料を抑えることが可能。全通貨コールドウォレット採用。

Bitcoin(ビットコイン・BTC)のASICマイニング

#

ASICマイニングとはマイニング専用のASICを駆使して仮想通貨のマイニングを行う手法です。

CPU等と比べると高速で計算処理をする能力があり、特定の通貨においては最も適したマイニング方法とされています。

 

ビットコインマイニングは膨大な計算を手当たり次第行ない答えをいち早く見つけ出すようなものなので、計算処理速度が高ければ高いほどマイニングの成功率が高まります。

ビットコインが登場した初期にはマイニングはCPUで十分に可能でした。

 

しかし採掘難易度の上昇やビットコイン自体の価値の上昇に伴いビットコインマイニング専用のASICが出回り始めました。

 

マイニングの他に使いみちがない代わりに高性能PCをも上回る超高速で作動します。

ASICマイニングのメリット① -費用対効果が高い-

ASICマイニングのメリットはハッシュパワー(計算能力)が大きく処理速度あたりの消費電力が相対的に低く抑えられる点です。

 

もしマイニングで得られる報酬に対して電気代のほうが高ければ単なる赤字で無駄でしかありませんので、効率的にマイニングできる特性は魅力的です。

ASICマイニングのメリット② -設定が簡単・すぐに始められる-

マイニング専用に作られているので細かい設定をすることなく、すぐに始める事ができます。

ASICマイニングのデメリット① -マイニング以外に使用用途がない-

マイニング専用に作られているためマイニングから撤退して他の用途に使おうとしても何も出来ません

ASICマイニングのデメリット② -ASIC耐性通貨のマイニングには使用不可-

最近の仮想通貨の中にはASIC耐性”を持ったものがあります。

なぜならASICマイニングが可能なアルゴリズムではマイニングの中央集権化が進みやすいと捉えられているからです。

 

ASICは初期導入費用が高額なことからASIC対応の仮想通貨では資金がある大規模マイニングプール等がマイニングを占有しやすいです。

実際Bitcoinのマイニングは大規模マイニングプールのAntpoolが大きな割合を占めています。

 

非中央集権化を目指している通貨にとっては致命的なのです。

ASICマイニングのデメリット③ -1つの仮想通貨でしかマイニングできない-

ASICは、1つの通貨専用のマイニングツールになるので「BItcoinのマイニング利益出なくなったから、Litecoin掘ろう」とは出来ないと言うことです。

ASICマイニングのデメリット④ -機器が高額-

マイニングとして使うASICツールはCPUGPUと比較すると高額になっています。

ASICマイニングのデメリット⑤ -稼働中の音がうるさい-

マイニングすることだけを目的としているので稼働音はお構いなくうるさいです。

自宅で使うのはなかなかに厳しいです。

CPU・GPU・FPGAとの比較

#

マイニング専用機であるASIC以外にもマイニング可能なPCはあります。

 

  • CPU
  • GPU
  • FPGA

4つを紹介します。

 

これらのツールがASICと比較して優れている点・劣っている点を解説します。

CPU -一般的な集積回路-

CPU一般的なパソコンに搭載されている中央集積回路です。

ちなみにビットコインの黎明期ならCPUマイニングで十分でした。

しかし今ではマイニングの成功確率がかなり低い状況です。

 

CPUでビットコインをマイニングするのであれば他のPCと協力するプールマイニングが現実的です。

ただしプールマイニングでも計算力と報酬が比例関係なので、CPUでは大規模ASICに対抗できないでしょう。

 

では「CPUはマイニングにおいて全く使えないのか?」というとそうでもありません。

お金をかければマイニングを寡占できてしまうGPUASIC対応に課題を感じてCPUでのマイニングが割に合う仮想通貨もあります。

 

例えば日本産の仮想通貨であるBitZeny(ビットゼニー・ZNYCPUでのマイニングを前提に造られています。

 

初心者の方にもおすすめです。

Ic head point

CPUの強み

  • CPUマイニング対応の仮想通貨がある

Ic head problem

CPUの弱み

  • 計算力が圧倒的に劣っている

GPU -画像・動画処理で用いる高性能集積回路-

GPUGraphics Processing Unit)は本来はコンピュータでの画像や動画の高速処理をするための回路です。 

 

GPU搭載の高性能PCは数年前までビットコインマイニングのメジャーツールでした。

このGPUのおかげでビットコインのマイニングが増え、価値が上がったとも言えます。

 

しかし現在はGPUでもビットコインマイニングは厳しくなっています。

 

とはいえGPUASICで処理速度で劣る代わりに、ゲームやCG制作など多様な使い方ができます。

マイニング用独自プログラムを開発し色々な仮想通貨のアルゴリズムに対応できる柔軟性は強みです。

Ic head point

GPUの強み

  • 高性能PCとしてマイニング以外の用途がある

  • 仮想通貨ごとのアルゴリズムに柔軟に対応可能

Ic head problem

弱み

  • ASICに比べると計算力が劣る

FPGA -設定書き換え可能な集積回路-

FPGAField-Programmable Gate Array)は製造後に設定の書き換えができる特殊な集積回路のことです。

 

FPGAもビットコインマイニングに参加していますが決してGPUを格段に上回る処理速度を提供したわけではないです。

ただ処理速度あたりの使用電力は少ないのが利点です。

 

効率的にマイニングできる点はASICにも共通する優位性といえます。

Ic head point

強み

  • 処理速度あたりの使用電力が少ない(費用対効果が大きい)

Ic head problem

弱み

  • ASICに比べると計算力が劣る

ビットコインマイニング紹介動画

下の動画ではビットコインマイニングの方法ごとに紹介しています。

 

英語ですが画像がわかりやすいので是非ご覧になってください。

マイニングやマイニングの種類に関しては以下の記事でまとめたので是非ご覧下さい。

【初心者向け】マイニングってなに?その仕組みと儲かるのかを徹底解説!|Coinwall [コインウォール]

マイニングプールとは?仕組みや特徴から参加の仕方まで解説|Coinwall [コインウォール]

クラウドマイニングについて解説!おすすめ業者比較や税金などの注意点まで!|Coinwall [コインウォール]

マイニングに掛かる電気代はいくら?黒字にする為に気をつけること|Coinwall [コインウォール]

GenesisMiningとは?特徴・使い方・他大手との違いを解説|Coinwall [コインウォール]

ASICの種類と価格

#

マイニング専用ASICは、

  • ビットコインマイニングに特化した機種
  • ビットコインを除くアルトコインをマイニングする専用機種

2種類に分けることができます。

 

マイニングASICの製造・販売は世界最大級マイニング企業である中国のBitmain世界シェアの7割を占めているといわれます。

自社でマイニングASICを開発しつつそれを世界中へ積極的に販売しているわけです。

 

Bitmain社が提供しているASICとしてはAntminerシリーズの「S9」や「L3+」が代表的です。

ASIC

対応通貨

ハッシュレート

消費電力(電気代/月)

価格

Antminer S9

Bitcoin

(ビットコイン・BTC

13.5TH/s

1372W15,372円)

1415USD

Antminer L3+

Litecoin

(ライトコイン・LTC

504TH/s

800W8,963円)

2064USD

 

*東京電力の夏季以外の電気代を参考に算出しています。

消費電力は24時間を1か月回し続けた場合を想定しています。

ASICの計算速度(ハッシュレート)はH/sで表されます。

ハッシュ関数というビットコイン取引に関するデータを暗号化する演算を「ハッシュ」と言うことに由来します。

 

TH/s(テラハッシュ毎秒)は1秒間に1兆回、

MH/s(メガハッシュ毎秒)は1秒間に100万回、

データをハッシュ化する性能があるという意味です。

 

ハッシュレートの高さとマイニング報酬はほぼ比例します。

 

ハッシュレートとBitmain社に関しては以下の記事でより詳しく解説しています。

是非ご覧ください。

ハッシュレート(採掘速度)とは?仮想通貨マイニングにおける重要指標!!|Coinwall [コインウォール]

Bitmain社ってどんな会社?事業内容や利益、最近のニュースまで徹底解説!

ASICマイニングでどのくらい利益が出る?

#

結論から言うと「日本では元を取れるかすらわからない」です。

と言うのもマイニングで利益を出しやすいのは、

  • 物価・電気代が安い開発途上国
  • 年間平均気温が低く、冷却費用がかからない極地

だからです。

 

電気代が世界屈指の高さである日本ではマイニングで利益創出は困難だとされています。

ASIC等のモンスターマシンが活きるフィールドでは今後戦えないでしょう。

 

つまり今後マイニングするのであればASICを用いるのではなく、GPUCPUフレンドリーな仮想通貨に絞っていくのが得策と言えます。

まとめ

最後まで読んで頂きありがとうございます。

 

  • ASICが、特定の目的のみに対応した集積回路である
  • 現在、仮想通貨のマイニング専用のASICが、ビットコインのマイニングに最適である

 

以上のことを中心に解説してきました。

 

この記事を読んで頂いた方の中には今後マイニングに取り組む方もいらっしゃるかと思います。

その際はビットコイン以外でマイニングに対応しているもの

・イーサリアム

・ライトコイン

・モネロ

等のマイニングに取り組むのが現実的でしょう。

関連記事

マイニングに掛かる電気代はいくら?黒字にする為に気をつけること|Coinwall [コインウォール]

ブロックチェーンの問題点(スケーラビリティ問題や51%攻撃について)徹底解説!|Coinwall [コインウォール]

シェアはこちら!

この記事に関連する記事

Bitmain社ってどんな会社?事業内容や利益、最近のニュースまで徹底解説!

今回はマイニング事業などでかなりのシェア率を誇るBitmain社について解説します!Bitmain社は具体的にどのような種類のマイニング事業に参加し…

2018/5/20

ブロックチェーン・仮想通貨におけるマイニング(採掘)とは?

ブロックチェーンや仮想通貨について調べている時に、”マイニング(採掘)”という言葉を聞いたことはありませんか?マイニングというのは、ブロックチェーン…

2018/4/26

仮想通貨Litecoin(ライトコイン/LTC)のマイニングとは?種類や方法など徹底解説!

今回は仮想通貨Litecoin(ライトコイン/LTC)のマイニングについてご紹介します。Bitcoinに比べ利益の出やすいアルトコインのマイニングと…

2018/5/20

仮想通貨Ethereum(ETH・イーサリアム)のASICについて解説!Bitmain社がイーサリアム用ASICを開発?!

仮想通貨Ethereum(ETH・イーサリアム)はASIC耐性であると言われていますが、最近Bitmain社がイーサリアム用ASICを開発したと発表…

2018/6/16

マイニングに掛かる電気代はいくら?黒字にする為に気をつけること

「ビットコインのマイニングって電気代どのくらい?」「マイニングをしてみたいけど、支出が不安」と気になる方向けに、マイニングにかかる電気代の例や計算方…

2018/5/10

マイニングプールとは?仕組みや特徴から参加の仕方まで解説

GMOやDMMなどの日本企業が、Bitcoin(ビットコイン・BTC)のマイニング事業に参加することが話題となり、マイニング報酬を得る方法として”マ…

2018/5/15

仮想通貨Bitzeny(ビットゼニー、ZNY)のマイニングは儲かる?必要なスペックは?スマホでもできる?

CPUでもマイニングが可能という特徴を持つ仮想通貨Bitzeny(ビットゼニー、ZNY)。今回はそんな仮想通貨Bitzeny(ビットゼニー、ZNY)…

2018/4/29