search_toggle

ICOとは何か?

#

仮想通貨のICOInitial Coin Offering」の略です。

別の呼び方として、「クラウドセール」「トークンセール」「トークンオークション」などとも呼ばれます。

 

このICOなのですが、

「仮想通貨を発行し、それを販売することで開発費や研究費を調達する方法」です。

ここで発行される仮想通貨は"トークン"と呼ばれ、簡単に言うと”独自通貨”と言うことです。

 

株式を発行し、それを購入してもらうことで資金を調達するIPOと似ていますね。

今月のおすすめ取引所ランキング(絶対に複数取引所に登録しておきましょう!)

  • Ic exchange rank 01

    利用者の仮想通貨を100%コールドウォレットで管理する日本で唯一の取引所(2018/2/13時点)

  • Ic exchange rank 02

    GMOインターネット(東証一部上場)グループで培われた金融サービス提供のノウハウを活かした取引所

  • Ic exchange rank 03

    多くのアルトコインの板取引対応、手数料を抑えることが可能。全通貨コールドウォレット採用。

ICOとIPOの違い

#

企業が資金調達をする際に、メジャーな方法として

IPOInitial Public Offering・新規株式公開)が挙げられます。

 

ここでは、ICOIPOの違いを解説していきます。

ICOは証券会社等の協力者が必要ない

#

IPOは証券市場に新規上場し、株式を発行することで資金調達を行います。

この為には、証券市場を構築している証券会社の協力が必要で、その分厳しい審査が入ります

そのため、IPO前の企業は入念な準備を行うわけです。

 

また、市場に株式が公開された後も、事業計画書や直近決算の提出を行わなければ、

投資家からの資金を得ることが出来ません(=株式を購入してもらえない)。

 

一方で、ICOではこのような第三者からの審査・自社情報の公開は必要なく

時間・労力共に少なくても実行することが可能です。

 

つまり、「自社の仮想通貨(厳密にはトークン)を公開します」と発表するだけで、実行できるのです。

 

その結果、資金を集めるだけで上場しない詐欺ICOも数多く存在し非常にハイリスクであると言えます。

開発チームがICOを行うメリット

では、そんなICOですが、行うことによるメリットを挙げていこうと思います。

 

  1. 集めた資金は配当を支払う必要がない
  2. 集めた資金に株式(会社の所有権)を発行する必要がない
  3. 利子の支払いがない
  4. 投資対象となる事業の価値を投資家に提示する必要がない
  5. ネットを利用してグローバルなマーケットを相手に資金調達が出来る
  6. 小さなベンチャー企業や個人でも利用が可能

 

メリットから見ても、

ICO自由度が高い・敷居が低い・資金準備が必要ない等が特徴としてあります。

投資家がICOに参加するメリットとデメリット

#

開発チーム側がICOを行うメリットは紹介しましたが、

一方で投資家が参加するメリット・デメリットはあるのでしょうか?

メリット

  • 価格が低いフェイズで投資を行うことで、価格が急上昇した際には、多くのリターンが見込める
  • 手続きが簡便
  • 購入したトークンをインターネット上でグローバルに売買が可能

デメリット

  • ICOを行うだけで、上場を目指さない・開発をやめる開発チームもある(=詐欺コイン,ScamCoin
  • ICOにおいて公表されるWhitePaper(仮想通貨の情報が記されている)には法的拘束力がない

このように、ICOメリットがある分、デメリットも大きいです。

特にICOは、投資家を守る仕組みが確立されていないので、全てが自己責任となります。

 

このような現状故に、「ICOはほとんど詐欺」という潮流が生まれるわけです。

ICOの手順・具体的仕組み

#

次に、ICOの具体的な仕組み、通貨発行から資金調達完了までの流れを見ていきましょう。

 

  • アナウンス

ICOを行う開発チームが、仮想通貨市場の投資家に対して、トークンの発行を周知します。

一般的には「WhitePaper(ホワイトペーパー)」(=事業計画書のようなもの)を発行し、

開発チームやプロジェクトの魅力を宣伝します。

 

  • オファー

ICOをする企業は、特定の人物や投資家を対象に、

契約条件を規定した「オファー」と呼ばれる内容書を提示します。

このオファーを元に投資家は、投資するか否か・投資額/投資額の決定を行います。

 

  • PR活動

TwitterFacebook、その他のメディア等を駆使して、

仮想通貨のブランディングを行います。

 

  • トークン販売開始

トークンの販売方法は、大きく分けて2つあります。

・オファーで提示した最低金額を獲得した時点で、トークンをリリースし、投資家に分配

独自の取引所でトークンを個別販売

ICOの成功事例

#

Brave -短期的に大規模な資金調達を成功-

#

開発チームは「Brave」は、

Mozillaの前CEOであるBrendan Eich(ブレンダン・アイク)氏が立ち上げました。

 

同社は20176月にICOを実施し、募集から30秒で3,500万ドルに相当するトークン(=Basic Attention Token)の販売に成功しました。

 

もちろん、同社は資金調達に見合う知名度と話題性を兼ね備えていましたが、

ICOの最大のメリットである「迅速な資金調達」を具現化した好事例といえます。

 

参照URL:Basic Attention Token

Ethereum -最もまともなICO-

#

Ethereumは開発資金調達のため、

2014年の7月22日 ~ 9月2日にICOによるプレセールを実施しています。

当時の交換レートは1BTC = 2000ETH(1ETH = 0.0005 BTC)でした。

それが現在0.09BTCにまで上昇しているためBTC建てで180倍に伸びています。

BTC自体がこの時期からこの時点から60倍近くに値段を上げていることを見ると、

180 × 60 = 10800倍の利益率になります。

値段の上昇率だけでなく、実際にEthereumは広く使われる分散コンピューティング基盤を目指して今も順調に成長しています。

 

参照URL:Ethereum Project

 

イーサリアムのICOについてより詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

2018年イーサリアムのICOとは?イーサリアムとICOの関係性について解説|Coinwall [コインウォール]

ICOに参加すると儲かるのか?

#

ICOによります。

 

人気ICOや注目ICO、広告に力を入れているICOはたくさんの金額が集まります。

 

しかし、

人気のものが必ず上場を目指す・開発チームが優秀・価値が上昇するわけではないです。

 

つまり、自分の目

  • WhitePaperに掲載されている情報(さらに言えばGithub上のコード)
  • 公式サイト
  • Twitter等のSNS
  • Bitforum等のフォーラムやコミュニティ

の情報を元に判断しなければなりません。

 

加えて、仮想通貨そのものに対する世間の印象にも左右されるので、成功率は極めて低いと言えます。

まとめ

仮想通貨のICOについてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

リターンが大きい分、リスクも大きいという特性を持った投資になりますね。

筆者としては、ICOへの参加はオススメしていません

 

仮にどうしても、参加して見たいという方がいるのであれば、

まずは取引所に上場している通貨に投機し、経験・知識を蓄積した上で、

余裕のある資産で行うことを勧めます。

関連記事

「仮想通貨が上場する」ってどういう意味?|Coinwall [コインウォール]

国内発ICOとして最高額を調達したQASH〜次はICOの課題を解決?〜|Coinwall [コインウォール]

日本人運営による日本発ALISのICO〜ICOを行うまでの道は?〜|Coinwall [コインウォール]

ブロックチェーンとは?概要と仕組み、将来性、課題等について解説!|Coinwall [コインウォール]

送金に便利な仮想通貨のメリット、デメリットについて徹底追及!|Coinwall [コインウォール]

ライトニングネットワークについて徹底解説!実装はいつ?仕組みやデメリットは?|Coinwall [コインウォール]

仮想通貨Lisk(LSK、リスク)とは?特徴・将来性・チャート・ニュース・2018年の価格予想|Coinwall [コインウォール]

シェアはこちら!

この記事に関連する記事

ICOとは?仮想通貨を使った新しい形の資金調達!ICOの主な流れを解説します

「仮想通貨のICO」は開発の為の資金調達などの目的で使われる新しい形の資金調達です。ICOの特徴や仕組み、メリットデメリットまで詳しく解説します。ま…

2018/7/16

2018年イーサリアムのICOとは?イーサリアムとICOの関係性について解説

成功すれば何倍何十倍もの利益を見込める投資方法であるICOですが、なぜイーサリアムが資金調達の通貨としてよく使われているのでしょうか?今回はICOの…

2018/5/2

ERC20とは?特徴・将来性・取引所・ウォレット等をご紹介

ERC20について解説します。ERC20はイーサリアム上で仮想通貨を発行するときの、統一されたルールのことで、ERC20を用いることでイーサリアム上…

2018/4/17

日本人運営による日本発ALISのICO〜ICOを行うまでの道は?〜

先日、ソーシャルメディアプラットフォームALISのβ版が公開されました。ALISは昨年日本発ICOを開催したことで注目を集めましたが、日本でICOを…

2018/5/7

「仮想通貨が上場する」ってどういう意味?

昨今、「仮想通貨が上場する!!」と言うことが耳に入りませんか?そんな時に「上場って何?ICOと何が違うの?株式とも違う?」と思う方もいるのではないで…

2018/4/15

イーサリアムクラシック専門の投資信託とは?ETC投資信託について解説!

イーサリアムクラシックを対象とした投資信託があることはご存知でしょうか?2018/4/26にGrayscale Investments LLCがET…

2018/6/16

仮想通貨Starbase(スターベース/STAR)とは?特徴、買い方、取引所、チャート、将来性など解説!

今回はStarbase(スターベース/STAR)を紹介します。Starbase(スターベース/STAR)はブロックチェーンによるクラウドファンディン…

2018/4/9