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イーサリアムのメトロポリスとは?

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メトロポリスとは、イーサリアムの4つある大型システムアップデートのうちの第3段階目のことです。

ちなみに、その4つの開発段階とは

  1. Frontier(フロンティア)
  2. Hoemstead(ホームステッド)
  3. Metropolis(メトロポリス)
  4. Serenity(セレニティ)

です。

 

メトロポリスはさらにByzantium(ビザンチウム)Constantinople(コンスタンティノープル)の2段階に分かれています。

 

2017年10月に前半のビザンチウムは完了しています。

 

では、ビザンチウムでは主にどのようなアップデートが行われたのでしょうか?

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ビザンチウムでのアップデート① zk-SNARKsの導入

ビザンチウムではまずzk-SNARKsという匿名性を高める技術が導入されました

このzk-SNARKsの導入によりイーサリアムでゼロ知識証明が可能になりました。

 

ゼロ知識証明とは、「トランザクション内容を公開せずに、管理ができていることを証明する技術」のことです。

 

従来のブロックチェーンではトランザクションの記録に匿名性はありませんでした。つまり、イーサリアムでは一部のプライバシーの保護ができていませんでした。しかし、zk-SNARKsの導入によりゼロ知識証明が可能になり、イーサリアムは匿名性を高めました。

ビザンチウムでのアップデート② PoWからPoSへの移行準備

イーサリアムではもともとPoW(Proof of Work/プルーフオブワーク)からPoS(Proof of Stake/プルーフオブステーク)に認証方法を変更することが決定していました。

 

ビザンチウムではその移行の準備がされたとしています。

 

PoWやPoSなどのコンセンサスアルゴリズムについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

ブロックチェーンのコンセンサスアルゴリズムとは?|Coinwall [コインウォール]

ビザンチウムでのアップデート③ マイニング報酬の減額

マイニング報酬が5ETHから3ETHに減少しました

 

イーサリアムでは後のアップデートに応じ、マイニングの難易度を引き上げる仕組み(ディフィカルティボム)が導入されています。本来このディフィカルティボムはもっと早くスタートするはずだったのですが、このスタートが遅れてしまったためビザンチウムでは発行量を抑えるためにマイニング報酬が引き下げられました。

 

ディフィカルティボムについては次で詳しく説明します。

ビザンチウムでのアップデート④ スマートコントラクトの簡略化

イーサリアムの一番といってもよい特徴であるスマートコントラクトが簡略化され、専門知識を持たない一般ユーザーでも使いやすいようになりました。

これによりイーサリアムのさらなる普及とコスト削減が期待されています。

スマートコントラクトって何?ブロックチェーン・仮想通貨との関係は?|Coinwall [コインウォール]

スマートコントラクトとは、「条件を満たしたら、特定の行動を行う」という約束事を指します。昨今では、2018年10大技術トレンドにも選ばれており、ブロックチェーンを活用した仕組みとして今注目されています。そんなスマートコントラクトですが、ブロックチェーンとの関係性等を交えながら、仕組みを紐解いて行こうと思います。

その他にも、マスキングという公開鍵となるアドレスを自由に設定できるシステムも導入され、セキュリティが高められました。

メトロポリスの延期の原因は?

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本来第3段階目のメトロポリスは2016年の後半には完了する予定でした

しかし現段階では前半のビザンチウムまでしか実行されていないため、当初の予定と比べて大幅に遅れてしまっていることが分かります。

 

その理由とはいったいなんでしょうか?

メトロポリス延期の原因① ディフィカルティボムの調整

アップデートのためのハードフォークで新しいプロトコルへ移行したいとき、ユーザーは旧バージョンから新バージョンへ移る必要があります。

その際に機能するのがディフィカルティボムです。ディフィカルティボムとは、ディフィカルティボムとはマイニングの難易度を上げる仕組みのことです。

 

具体的には、マイニング難易度を指数関数的に上昇させることで、一気に取引承認までの時間が長くなるように設定します。そうすることで、マイニング報酬を得ることが難しくなるとともに使いにくくなります。このようにして旧バージョンを徐々に使えなくなるようにし、やがて凍結させることで新バージョンへと移行を促します。

 

しかし、イーサリアムでは開発の遅れによってディフィカルティボムを調整する必要がありました。その影響でさらなる遅れが発生してしまうことになりました。

メトロポリス延期の原因② ハードフォークによる分裂の懸念

イーサリアムの段階ハードフォーク実行はもともと予定されていたものであり、通貨の分裂を生むものではありません。

 

しかし、The DAO事件の際にイーサリアム内部で対立が起き、結果イーサリアムからハードフォークによってイーサリアムクラシックという新たな仮想通貨が誕生しました。

 

この時の反省から、イーサリアム内部で分裂を引き起こして新たなハードフォークの発生を防ぐべく、開発者や開発チームは慎重に開発を進めていったため遅れが出てしまったと考えられます。

 

The DAO事件やイーサリアムクラシックについて詳しく知りたい人は以下の記事をご覧ください。

Ethereum(イーサリアム)のハードフォーク(HF)とは?Ethereum Classic(イーサリアムクラシック)やEtherZero(イーサリアムゼロ)との関係など徹底解説!|Coinwall [コインウォール]

Ethereum Classic(ETC・イーサリアムクラシック)とは?特徴、取引所、将来性など徹底解説!|Coinwall [コインウォール]

メトロポリスはいつ移行が完了するのか

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アップデートが遅れているイーサリアム。

では、メトロポリスの後半のコンスタンティノープルはいつ完了するのでしょうか?

 

答えは…正確には分かりません。実は具体的な実行日は発表されていないのです。

 

しかし、有力な情報では2018年内には行われると言われています。

mineCC on Twitter: "Vitalik曰く「ASIC耐性を付けるフォークはしない。あと5.5ヶ月でCasper移行するし。」

https://t.co/ns10GuozHk"

このツイートでは.5か月後にCasper、つまりPoW(Proof of Work)からPoS(Proof of Stake)への移行が完了すると言っているので、時期的には早ければ2018年10月ごろだと考えられます。

 

とはいえ、コンスタンティノープル実装においても開発の遅れが起こる可能性は十分考えられます。

メトロポリスによって価格は上がるのかを予想!

誰もが気になるのはやはり価格だと思いますが、このメトロポリスのアップデートでイーサリアムの価格は上昇するのでしょうか?

 

結論からいうと、価格は上昇すると考えられます!

 

その理由はチャートで確認することができます。

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メトロポリスの前半のビザンチウムの実行(2017年10月16日)の前後では価格が2日で最大15%も上昇しました

このことを踏まえると、今度のコンスタンティノープルでも短期的に価格が上昇することが予想されます。

したがって、2018年においてイーサリアムは仮想通貨投資にふさわしい暗号通貨であるといえるでしょう!

 

イーサリアムの購入を検討している方は以下の仮想通貨取引所に関する記事もぜひご覧ください。

 

bitFlyer(ビットフライヤー)、Coincheck(コインチェック)、bitbank.cc(ビットバンク)などが取引所としてオススメです。また、送金するなら送金手数料が無料のGMOコインを使うのがよいでしょう

メトロポリスのまとめ

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今回はイーサリアムのアップデートの弾3段階目のメトロポリスについてご紹介しました。

 

現在ではメトロポリスの前半のビザンチウムまでが完了していて、2018年内に後半のコンスタンティノープルが実施されることが予想されています。

 

すでに仮想通貨市場でビットコインに次いで第2位の規模を誇り、アルトコインの代表格となっているイーサリアムですが、コンスタンティノープルが実行されるとイーサリムの価格はさらに上がると見られているので要注目といえます!

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