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仮想通貨NEM(ネム・XEM)のハーベストとは?仕組みや方法、PoIのシステムなど徹底解説!

NEM(ネム/XEM)

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NEMのハーベストとは?

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トランザクションの承認報酬を獲得&マイニングに代わるアクション

NEMは時価総額ランキング15位を誇る有力な仮想通貨です。

NEMでは、マイニングに代わる取引承認としてハーベスト(ハーベスティング制度)という独自の報酬制度を採用しています。

ハーベストとは、取引承認の手助けをする代わりにNEMのコインであるXEM(ゼム)を報酬として受け取れる制度のことで、一定量のコイン保有をしていれば誰でも参加することが可能です。また、これによって収入を得ることをハーベスティングと言います。

NEMってどんな仮想通貨?特長やシステムを徹底解説!

NEMのコンセンサスアルゴリズム・PoI(Proof of Importance/プルーフオブインポータンス)

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仮想通貨では通常、マイニングによって取引(トランザクション)の承認を行います。

例えばビットコインではPoWのコンセンサスアルゴリズムによって、マイニングに必要となる計算量(=仕事量)に応じた報酬を得ることができます。しかし、仕事量(=Work)に頼るPoWではエネルギー効率やマイニング独占などの問題が生じていました。

 

一方でNEMではPoIProof of Importance/プルーフオブインポータンス)というコンセンサスアルゴリズムが採用されています。

これはImportance、つまり

・どれだけNEMに貢献したか

・どれだけNEMにとって重要なユーザーか

という「NEM内での重要性」に応じて承認報酬を受け取れるアルゴリズムです。

このImportanceを上げることで、「重要ポイント」として換算されます。

そして、この重要ポイントを決めるのが通貨の保有量と取引頻度なのです。

多くのXEMコインを保有し、たくさん取引をすることで、「重要なユーザー」と認められるようになる、というわけです。

この重要ポイントが高まるほど、NEMコミュ二ティ内においてハーベストを行った時に、多くの承認報酬を得られるようになります。

ハーベストで報酬がもらえる仕組みとは?

ハーベストで実際にすること 〜ローカルハーベストとデリゲートハーベスト〜

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とはいえ、ハーベストをする際にユーザーが実際にマイニングのような計算をする必要はありません。専用の公式ウォレットに登録し、設定を済ませるだけで済んでしまいます。

 

この時にPCの電源を切ってしまっても構いません

なぜならハーベストではローカルハーベストデリゲートハーベスト2種類あるからです。常に自分のPCを開いてオンラインにする必要があるローカルハーベストに対し、デリゲートハーベストでは、"デリゲート"つまり他のノード(※)に委任してしまうことで自分のPCはオフラインでも構いません。

 

最近話題となっているハーベストはほとんどが、このデリゲートハーベストです。

他ノードに委任したら自分のウォレットのセキュリティに影響するのでは?と思われるかもしれませんが、ノード同士を結ぶ中継の専用アカウントも存在するので心配はいりません。

 

(※)ノードとは?

ブロックチェーンネットワークに参加する端末(PCやスマートフォン)を指します。

詳しくは以下の記事をご覧ください。

仮想通貨技術におけるノードとは?種類・用途についてわかりやすく解説します!|Coinwall [コインウォール]

仮想通貨・ブロックチェーン技術におけるノードについて解説しています。是非ご覧ください!

スーパーノードの役割とは?

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ハーベストに参加するノードの中で、特に大規模な仕事をする端末をスーパーノードといいます。実はデリゲートハーベストなどは、ほとんどがこのスーパーノードに委任しているという状況です。

 

スーパーノードは強力なマシンパワーを保有し、かつ厳しい条件をクリアしたノードのみ任されることができます。

そのため、その承認報酬も通常のノードに比べて莫大なものとなります。

 

スーパーノードになるための条件は、例えば以下のようなものがあります。

300万以上のXEMを保有している

常に同期されている

2000H/s(毎秒2000回のハッシュ計算ができる)の能力を持つノードである

などです。そしてこれらのチェックは1日4回行われ、すべてクリアしなければなりません。

 

よほどの資金と高性能の端末でないと務まらないということになりますね。

ハーベストのメリット&デメリット

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ここまで説明したように、ハーベストでは実質的としてはマシンパワーを供給するだけで承認報酬が得られる仕組みになっていると言えます。

とはいえ、では何もしてないで儲けることができるのか?ということになりますが、これについて解説します。

 

ハーベストはマイニングと混同されることが多いですが、実際は違うものです。

マイニングは取引をブロックチェーン上に結びつけるための計算であるのに対し、ハーベストではそのマイニングにあたる負担を減らし、一定量のコインを預けPCのマシンパワーを提供します。

この時、取引承認の報酬はNEMへの貢献度を基にしつつランダムに選ばれたノードに与えられます。

したがって、ハーベストにかかるコストが少ないというメリットがある一方で、その収入は安定しないというデメリットもあります。

 

[メリット]

マシンパワーを供給するだけ=労的コストが少ない

 

[デメリット]

報酬がランダムに割り振られ、収益が安定しない

 

またハーベストの報酬ですが、財源はシンガポールに拠点を置くNEM財団から出ています。

これは約2020年頃に枯渇するのではと言われています。その後はNEM取引の手数量が財源となるとされていますが、ハーベストに十分な額にはならないという見方もあります。

まだ先ではありますが、将来的にスーパーノードが枯渇して運営に影響が出る危険性もあるので注意が必要です。

ハーベストの設定方法と準備

ここから実際のハーベストの方法について解説していきます。

ハーベストでは、まずNEMの専用ウォレットであるNano Walletに登録する必要があります。

Nano Walletの登録方法はコチラから!

ハーベストの条件と準備

ここからまず必要となるのがNEMコインを用意することです。

ハーベストでは10000XEM以上の「有効な」ネムコインがウォレットに入っている必要があります。

先ほど誰でも一定量のコインを保有すれば可能と説明しましたが、その一定量が10000XEMということになります。

記事執筆時で10000XEMが約40万円ほどなので実は決して安くない金額なんですね...

 

ちなみに「有効な」ネムコインという表記をするのにはわけがあります。

実は、ハーベストに必要なネムコインは、ある程度の期間ウォレットに保管されていないと、「有効」と認めてもらえません。

この「有効な」コインのことを「既得バランス(=Vested Balance」と呼びます。

既得バランスにかかる時間と計算方法

先ほど説明したように、10000XEM以上のコインをウォレットに入金してもすぐにハーベストはできません。入金したコインが既得バランスになるまで待つ必要があります。

 

既得(=Vestedされる)と認められるためにかかる時間は以下のようになっています。

入金して24時間後にVestedでないコインの10%をVestedと認める

例えば100xemを入金したとしたら

1日目(24時間後):10XEMがVested(100XEMの10%)

2日目(48時間後):9XEMがVested(残りの90XEMの10%)

3日目(72時間後):8.1XEMがVested(残りの81XEMの10%)...etc

となります。これを計算式で表すと、

 既得バランスの増加額=(入金額 - 既得バランス額)×0.1

ということになります。

 

1万XEMがVestedされるためには、15000XEMを入金したとしても10日以上はかかる計算になります。

最初に入金するコインが多いほどVestedが1万XEMに到達する期間は短くなるため、可能な範囲で多めの入金をオススメします。

 

また、計算式を見てお気づきの方もいると思います。

1万XEMちょうどを入金したら永遠に1万Vestedには到達しないんじゃないか...?

全くその通りで、上の計算式でいくと既得になっていないコインの90%が永遠にVestedされないまま残り続けることになります。

分解可能な最小単位までたどり着いたらどうなるのか?という点は未検証ですが、

少なくともハーベストに参加したい方は10000XEMぴったりではなく、少し多めに入金しておくことが必要条件となりそうです!

ハーベストを行うための設定

ローカルハーベストの場合は特別な設定は必要ありませんので、ここではデリゲートハーベストについて解説していきます。

Nano Walletにログインしたら、上のバーから「サービス」→「デリゲートハーベスティング」→「デリゲートアカウント管理」を選択していきます。

 

次に、「委任有効化」を選択します。Nano Walletのパスワードを入力して「送信」に進みますが、ここから有効化されるまで約6時間ほど待つことになります。「リモートステータス」という欄が「有効」となっていれば有効化されたことになります。

 

有効化されたことを確認したら、はじめは特にこだわりなくどれでも良いのでノードを選択し、「ハーベストの状況」の欄が「有効」となっていれば準備完了です!

あとはハーベストが自動で行われるまで待つだけです!

まとめ

ここまでNEMのハーベストについて解説してきました。

PoIのコンセンサスアルゴリズムの下、激しいマイニング競争を避けることのできる承認プロセスとして効果的なシステムと言えます。

また、ユーザーにとってもメリットのあるシステムです。大きな利益をあげるにはよほどの覚悟と多額な準備金(XEM)が必要になりますが、「最初の設定さえ済ませればあとは何もしなくてはいい」という点は最大のメリットとも言えます。

またコインチェック事件以降、NEMの価格も下降気味です。アップデートなどの影響で再び上昇する可能性も考えると、価格が下がっている今のうちに既得バランスを準備しておくというのも手かもしれません。

地道にコツコツとハーベストを続けてみてはいかがでしょうか?

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